谷川岳電気ガイドバスが、2024年5月18日(土)から再開されます。
谷川岳山岳資料館から一の倉沢までの約3kmを運行しているガイドバスです。歩いても1時間程度ですが、ご高齢の方や足が不自由な方も一ノ倉沢の絶景を見ることができます。
もちろんハイカーや登山者も利用できますが、定員8名で予約不可なのです。往路は利用できても、復路は定員オーバーで利用できるかかわからないなど不安もありますが、是非ご乗車ください。
電気バスだけあってとても静かなバスです。トヨタのプリウスのような感じです。ガイドさんが乗車してくれ、谷川岳の大自然を説明してくださいます。ブナの木、植物、岸壁、天気、豪雪、雪崩、動植物など多岐にわたり谷川岳の説明をしてくださいました。
特に興味深かったのは、ツキノワグマの話しでした。谷川岳ロープウェイからの目撃情報も寄せられていますが、そのガイドさんは電気バスでガイドをしている時に出会ったそうです。乗っていて背筋が凍りつきました。そして、熊がひっかいた木の後を見せてくれました。
天神尾根から谷川岳登山の途中に「熊穴沢避難小屋」というのがありましたね。登山の際、何も考えずに通り過ぎておりましたが、名前の由来の通り、熊がいたのでしょう。
谷川岳電気バスの詳細(2024年度)
料金:片道一人500円(ガイド料として)※中学生以下は無料
定員:8名(予約不可)
期間:5月18日〜11月10日までの毎日
運行時刻表
【谷川岳山岳資料館発 → 一ノ倉沢行き】
谷川岳山岳資料館発 | → | 一ノ倉沢 着 |
9:30 | → | 9:50 |
10:30 | → | 10:50 |
11:25 | → | 11:45 |
12:05 | → | 12:25 |
13:05 | → | 13:25 |
14:00 | → | 14:20 |
14:55 | → | 15:15 |
【一ノ倉沢発 → 谷川岳山岳資料館行き】
一ノ倉沢 発 | → | 谷川岳山岳資料館着 |
10:00 | → | 10:20 |
11:00 | → | 11:20 |
11:55 | → | 12:15 |
12:35 | → | 12:55 |
13:35 | → | 13:55 |
14:30 | → | 14:50 |
15:25 | → | 15:45 |
もし、電気バスに乗れなかったらどうするか?次のバスまで待つか、歩くしか方法はありません。
バスに乗ることを前提に予定せず、片道でも乗れればラッキーと思って行った方が良いでしょう。谷川岳山岳資料館から一ノ倉沢までは、徒歩約1時間です。国道291号線は、一ノ倉沢まで舗装された道です。ロープウェイから歩くと、最初のヘアピンカーブで多少の登りはありますが、その後はほぼ平坦な道のりで、危険な場所もないので、スニーカーでも大丈夫です。
ブナの原生林を抜け、川辺と山際の林道を歩く気持ちがいいトレッキングコースです。そしてブナの間から突然現れる一ノ倉沢の岸壁は圧巻です。
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え!自転車で一ノ倉沢行けるの?
一ノ倉沢へ続く291号線ですが、自転車なら通行可です。ロープウェイ乗場からレンタサイクルもあります。時間:9:00~16:30(最終返却時間)料金:1.5時間/1,800円(税込)対象:中学生以上
※適合身長145cm未満・体重100kg以上の方はご利用いただけません。
レンタルサイクル予約サイトはこちら>>>
絶対におすすめしませんが、強者であるならば、水上駅からレンタサイクルを借りて行く方法もあります。行きはさすがにきついですが、帰りはとても快適です。一番きついところは、土合駅から西黒尾根登山口まで続く坂道です。この区間は急こう配ですので、かなりたいへんですよ!電動自転車の機動力をいかし、体力のある若者は、是非チャレンジしてみてください。よろしければ、下記記事も参考にどうぞ。
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