宝川温泉汪泉閣とは?(魅力と特徴)
宝川温泉汪泉閣(たからがわおんせん おうせんかく)は、群馬県みなかみ町の山間に佇む秘湯の宿です。何といっても最大の魅力は、日本屈指の広さを誇る大自然の中の露天風呂。川沿いに広がる4つの大露天風呂は、圧巻のスケールで訪れる人を非日常の世界へと誘います。四季折々の景色が美しく、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節も見逃せません。
また、映画やテレビドラマのロケ地としても有名で、映画『テルマエ・ロマエII』の撮影地として使われたことでも知られています。歴史ある木造建築や吊り橋も、訪れる人の旅情を一層かき立ててくれます。
さらに、今では数少ない混浴露天風呂があるのも大きな特徴のひとつ。バスタオル巻きOKで、専用の湯あみ着も貸し出されているため、女性でも安心して楽しむことができます。非日常的な空間で心と体を癒す、まさに“秘湯”の名にふさわしい温泉です。

【日帰り入浴】基本情報(料金・営業時間・受付場所など)
宝川温泉汪泉閣では、宿泊しなくても気軽に温泉を楽しめる日帰り入浴プランが用意されています。広大な露天風呂を日帰りで満喫できるのは、忙しい人にも嬉しいポイントです。
日帰り入浴の営業時間は、午前10時から午後5時まで(最終受付は午後4時)。受付は本館入口のフロントで行われ、予約不要で直接訪れてOKです。ただし、混雑が予想される土日祝や大型連休中は、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
料金は大人1,500円、子ども(3歳~小学生)1,000円。料金には入浴料とバスタオルレンタルが含まれており、手ぶらでも気軽に利用可能です。また、女性向けに専用の湯あみ着(ワンピースタイプ)も無料でレンタルできるため、混浴エリアでも安心して入浴できます。
駐車場は宿のすぐ近くに無料駐車場が完備されており、車でのアクセスも便利です。川沿いに続く露天風呂をめぐる非日常の時間を、ぜひ日帰りでも堪能してみてください。

実際に行ってみた!日帰り温泉体験レポート
実際に宝川温泉汪泉閣を日帰りで訪れてみました。車で向かうと、山深い道を進んだ先に現れる木造の風情ある建物が印象的です。受付は本館入口で行い、名前や人数を記入して入浴料を支払います。バスタオルと湯あみ着もここで受け取れるので、手ぶらでも安心です。
館内を抜け、名物の吊り橋を渡ると、目の前に広がるのは壮大な自然と一体化した露天風呂エリア。川のせせらぎと山々の景色がまるで絵のようで、日常の喧騒を一瞬で忘れさせてくれます。大露天風呂は4カ所あり、それぞれ趣が異なるので、湯めぐり気分で楽しむことができます。
湯温はややぬるめで長湯にぴったり。特に「摩訶の湯」は広々としていて開放感抜群。混浴ですが、湯あみ着を着ている方が多く、女性も安心して入浴できる雰囲気でした。お湯自体は無色透明で、肌あたりが柔らかく、じんわり体の芯まで温まる感じがします。
訪れたのは秋の午後。紅葉がちょうど見頃で、赤や黄色に色づいた木々と青空のコントラストが美しく、まるで映画のワンシーンのようでした。季節によっては新緑や雪景色も楽しめるそうなので、何度でも訪れたくなる温泉です。
脱衣所は清潔で、簡易ロッカーも完備。シャンプーやボディソープなどのアメニティも一通り揃っていました。湯上がり後は館内の休憩スペースで一息。軽食メニューもあるので、ちょっとした腹ごしらえにも困りません。
初めての宝川温泉体験でしたが、大自然に包まれた贅沢な時間に心も体もリフレッシュできました。日帰りでも十分に満足感を得られる、まさに“秘湯”という名にふさわしい場所でした。

混雑状況は?ベストな時間帯・曜日はいつ?
宝川温泉汪泉閣はその魅力から、観光客にとても人気のあるスポットです。特に土日祝日や大型連休、紅葉や雪景色が楽しめるシーズンは日帰り入浴客が多く訪れ、混雑する傾向があります。混浴露天風呂という珍しさも手伝って、観光ツアーや外国人旅行者の姿もよく見られます。
比較的空いているのは平日の午前中。特に開館直後の10時〜11時台は、まだ人も少なく、静かに湯を楽しめる絶好の時間帯です。露天風呂を独り占めできる瞬間もあり、ゆっくりと自然とお湯を満喫したい方にはこの時間帯が断然おすすめ。
また、雨の日や雪が降る日も意外と狙い目です。天気が悪いと観光客が減るため、風情ある景色をより静かに楽しむことができます。特に冬の雪見風呂は格別で、寒さを感じないほど温まる体験ができます。
混雑を避けたい方は、平日の朝一番を狙うか、観光シーズンを少し外したタイミングを選ぶと、快適に日帰り温泉を楽しむことができるでしょう。

食事処・休憩所はある?日帰りでものんびりできる?

宝川温泉汪泉閣では、日帰り入浴の方でも食事や休憩を楽しめる施設が整っています。温泉で体を癒したあとは、ゆっくりと館内でのんびり過ごすことができます。
本館内には、地元食材を活かした料理が味わえる**食事処「山草庵」**があります。群馬名物の「おっきりこみうどん」や、「舞茸の天ぷらそば」など、温泉地ならではの郷土料理が人気。ボリュームもしっかりあるので、昼食にもぴったりです。メニューには軽食から定食まで幅広く揃っており、温泉でお腹を空かせた後にちょうどいい満足感があります。
また、日帰り利用者も使える無料休憩スペースも用意されています。広々とした畳敷きのエリアで、湯上がりに横になって休むこともでき、まるで宿泊しているかのような気分を味わえます。窓の外には自然の風景が広がり、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。
館内には自動販売機やソフトクリーム、地元のお土産品を取り扱う売店もあり、食後のちょっとしたお楽しみも充実。温泉だけでなく、食・休憩・買い物と、日帰りでも「ゆったり半日プラン」が叶うのが宝川温泉汪泉閣の魅力です。のんびりと心身を癒したい方には、まさに理想的な環境が整っています。

タオル・アメニティ・持ち物について
宝川温泉汪泉閣の日帰り入浴は、基本的に手ぶらでOKです。入浴料にはバスタオルのレンタルが含まれており、受付時に受け取ることができます。混浴露天風呂に入る際は、**女性専用の湯あみ着(ワンピースタイプ)**も無料でレンタル可能。男性もバスタオルを巻いての入浴が許可されているため、安心して利用できます。
ただし、タオルを持ち帰りたい方は**販売用のフェイスタオル(オリジナルロゴ入り)**を購入するのもおすすめ。お土産にもなるので記念になりますよ。アメニティ類は、脱衣所にシャンプー・リンス・ボディソープが完備されており、洗顔や簡単なスキンケアも可能。ただし、化粧水やヘアブラシなどの細かなアイテムは置いていない場合もあるため、必要な方は持参すると安心です。
その他、屋外を移動する場面も多いため、滑りにくいサンダルや髪をまとめるゴム・クリップ類があると便利。特に冬季は足元が冷えるので、替えの靴下などもあると快適に過ごせます。

アクセス方法(車・電車・バス)
宝川温泉汪泉閣は、群馬県みなかみ町の山あいに位置しており、車でも公共交通機関でもアクセス可能です。
【車の場合】
関越自動車道「水上IC」から車で約30分。インターを出てからは国道291号を経由し、山道を上っていきます。途中、道幅が狭くなる場所もありますが、整備されているので安心。無料駐車場が完備されており、日帰り入浴利用者も利用可能です。
【電車+バスの場合】
上越新幹線「上毛高原駅」またはJR上越線「水上駅」から宝川入口までバスとなります。宿の送迎バスは、宿泊客のみ利用可能なため、日帰り利用の場合は利用できません。
下り:谷川岳ヨッホ・湯の小屋方面 上り:水上駅・上毛高原駅方面
【タクシーの場合】
水上駅からタクシーで約25分。雪の多い時期や、時間に余裕がない場合はタクシー移動が便利です。
山奥の秘湯ではありますが、アクセス手段は整っており、首都圏からも日帰り圏内。自然を感じる旅路も、宝川温泉の魅力のひとつです。
周辺の観光スポットとセットで楽しむプラン
宝川温泉汪泉閣を訪れた際は、周辺の観光スポットもセットで楽しむのがおすすめです。
まず、谷川岳は登山やハイキングが楽しめる人気スポット。特にロープウェイで山頂まで簡単にアクセスできるため、初心者でも気軽に大自然を満喫できます。秋の紅葉シーズンや冬の雪景色は絶景です。


よくある質問(Q&A)
Q1: 事前予約は必要ですか?
A1: 日帰り入浴の場合、基本的に事前予約は不要ですが、土日祝日や連休中は混雑が予想されるため、電話で確認しておくと安心です。また、送迎バスを利用する場合は、事前予約が必要となります。事前に汪泉閣へ連絡して、空き状況を確認しましょう。
Q2: 混浴の露天風呂にはどのように入るのでしょうか?
A2: 混浴の露天風呂は、**女性専用の湯あみ着(ワンピースタイプ)**を無料でレンタルできます。男性はバスタオルを巻いて入浴できますので、女性も安心して利用可能です。湯あみ着はフロントで借りることができるので、気軽に訪れてください。
Q3: タオルやアメニティは提供されていますか?
A3: はい、バスタオルのレンタルが入浴料に含まれています。さらに、脱衣所にはシャンプー、リンス、ボディソープも完備されています。フェイスタオルや化粧品など、個別に必要なアイテムはご自身で持参するのが安心です。
Q4: 温泉の利用時間は決まっていますか?
A4: はい、日帰り入浴の営業時間は午前10時から午後5時までです。最終受付は午後4時となっており、それ以降の利用はできません。混雑を避けるためにも、早めの時間に訪れることをおすすめします。
Q5: どの季節が一番おすすめですか?
A5: 季節によって異なる魅力を楽しめますが、特に秋の紅葉シーズンや冬の雪景色は絶景です。春や夏は新緑や深緑の美しい景色が広がり、四季折々の自然が楽しめます。どの季節も温泉と相まって、心から癒されること間違いなしです。
Q6: 温泉周辺に宿泊施設はありますか?
A6: はい、宝川温泉汪泉閣内には宿泊施設も完備されています。日帰り入浴と併せて宿泊することで、温泉を存分に楽しむことができます。
まとめ|宝川温泉汪泉閣の日帰りは「行く価値あり!」
宝川温泉汪泉閣の日帰り入浴は、大自然に囲まれた癒しの時間を提供してくれる貴重な体験です。特に、日本屈指の露天風呂と広大な自然の中でリラックスできることが最大の魅力。混浴露天風呂では、湯あみ着を着用すれば、誰でも気軽に楽しむことができ、男性も女性も同じ空間で温泉を満喫できます。
また、温泉に入った後の休憩スペースや、温泉街全体の落ち着いた雰囲気も心地よいポイントです。さらに、四季折々の美しい景色も楽しめるため、どの季節に訪れても新たな発見があります。
周辺の観光スポットや宿泊施設も充実しており、日帰りでも十分に満足できる内容です。温泉、自然、そして地元の特産品まで、**「行く価値あり!」**の温泉地と言えるでしょう。
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